グアム南部ドライブ 人気観光地「タロフォフォの滝公園&横井ケーブ」

タロフォフォの滝公園と横井ケーブ

グアム南部で人気の観光地といえば、美しい二つの滝がある「タロフォフォの滝公園(Talofofo Falls Resort Park)」です。公園内でも必見なのは、残留日本兵がジャングルの中で28年間サバイバル生活を送った「横井ケーブ(Yokoi Cave)」のレプリカで、日本人なら一度は訪れて欲しい観光スポットです。

本記事はプロモーションが含まれています。
目次

タロフォフォの滝公園」とは?

タロフォフォの滝公園入口
タロフォフォの滝公園入口(以下、画像は筆者が10月に撮影)

グアム南部のジャングル内につくられた公園

「タロフォフォの滝公園」はグアム南部のジャングル内につくられた公園で、園内には小さな遊園地やお化け屋敷(Ghost House)、カフェ&ギフトショップ、グアム歴史館などがあります。また有料ですが、ジップライン(2026年3月現在休止中)や屋外での射撃なども楽しめます。

見どころは「二つの滝」と「横井ケーブ」

公園の見どころは美しい二つの滝と、第二次世界大戦が終わったことを知らず、28年間もジャングルでサバイバル生活を続けた陸軍軍人、横井庄一さんが暮らした洞穴のレプリカ「横井ケーブ(Yokoi Cave)」です。

以下はチケット売り場で入場料を払うともらえるパンフレットで、公園の簡単な地図などが示されています。

パンフレット
タロフォフォの滝公園のパンフレット
タロフォフォの滝公園の簡単な地図
公園内の簡単な地図

タロフォフォの滝公園の歩き方

タロフォフォの滝公園のガイドでは、以下の順番で園内を進むことをおすすめしています。
*こちらの情報は2025年10月のものです。最新の情報はSNSなどでご確認ください。

1. ラブランド(Love Land)
  ↓
2. おばけ屋敷(Ghost House)
  ↓
3. ロープウェイ(Cable Car)
  ↓
4. 第一の滝、第二の滝(Fall’s #1、#2)
  ↓
5. ギフトショップ(Gift Shop)
  ↓
6. グアム歴史館(Guam Historical Museum)
  ↓
7. 横井ケーブ(Yokoi Cave)

*装備が必要なジップラインや射撃はスタッフの指示に従って行ってください。

園内のチェックポイント

「横井ケーブ」のパネル

スペイン風の入場ゲートで入場券を購入し、建物内に入ってまず目につくのは壁一面のパネルで、横井庄一さんが28年間を過ごしたジャングルの洞穴「横井ケーブ」の様子を表しています。

筆者が訪れた2025年10月には、米国とグアムのほかに、観光客が多い日本、韓国、中国、台湾、フィリピン、ロシアの旗が飾られていました。

横井ケーブの説明パネル
壁一面に横井ケーブの説明あり

なお英語と日本語が添えられたパネルによると、洞穴は川の近くにあり、奥行きが3メートル、中の穴の高さは1メートルだったとのこと。横井さんは立つことができずに足を抱えて座っています。穴の中にははしご、トイレや棚があり、通気口がしっかりとつくられていたことがわかります。

横井ケーブを再現したパネル
横井ケーブを再現したパネル

このパネルの隣には、横井さんが帰国後、妻と一緒にグアムを訪れた時の記念写真が飾られています。

さらに建物の反対側の壁には、横井さんが土の中に掘った洞穴の簡単な模型が設置されています。

横井ケーブの模型
通気口やはしごが見てとれる洞穴の模型



ちなみに愛知県出身の横井さんがグアム島民に発見されたのは1972年1月24日、56歳の時で、帰国した年にお見合いで結婚しています。余生はグアムでのサバイバル経験について全国で講演を行い、1997年9月、82歳で逝去しました。グアム島で発見されてから約25年後のことでした。

「ラブランド(愛の園)」

ラブランド入り口
パンフレットに記載された「ラブランド」入り口

「横井ケーブ」のパネルがある建物を出てすぐに「Love Land(ラブランド・愛の園)」のサインがあり、奥の庭園へと進むとファイバーグラス製の怪しげな白い彫刻がところどころに置かれています。

きわどい裸体の像などが多いため、入場は19歳以上に限られています。お子様が入場されないようにご注意ください。

「遊園地」

ティカップ
昔ながらのティカップ

ラブランドと隣り合うように小さな遊園地があり、子供用の乗り物(Children’s Rides)が4つあります。

・ティーカップにのってクルクル回転する「ティーカップ」
・椅子にのって空を飛ぶ「回転いす(フライングチェアー)」
・車をぶつけあう「バンパーカー(Bumper Car)」
・どこか懐かしい「汽車」

回転いすと汽車
回転いすと汽車
バンパーカー
バンパーカー

全ての乗り物は1回目は無料(入場料に含まれる)ですが、2回目は乗り物毎に2ドルの料金が発生します(2026年3月4日時点の情報です)。寂れた感じですが営業していますので、現地スタッフに声をかけてくださいね。

「おばけ屋敷」

おばけ屋敷入口
おばけ屋敷(Ghost House)入り口

遊園地の右後方に位置するのがおばけ屋敷(Ghost House)で、入り口に日本語と英語で看板があり、大きく口をあいた赤鬼と2体の怪しい黄金像が迎えてくれます。

この手前にはロープウェイ乗り場がありますが、お化け屋敷は無料ですので、ロープウェイに乗る前に「恐怖」を味わってみてください。

またお化け屋敷入り口の先には小さな展望台があるので、チェックしてみてくださいね。

ロープウェイ乗り場の先にある入り口
ロープウェイ乗り場の先にある入り口
おばけ屋敷
気味が悪いおばけ屋敷内部
おばけ屋敷へのドア
中に進むとドアが…

なおこのおばけ屋敷は人の動きをセンサーが検知し、暗闇の中で化け物が動き出す仕組みです。出口までもう少しのところえ通路が急に狭くなり真っ暗になりますので、心臓が弱い方は注意しましょう。

ちなみに筆者は、狭い所に追いやられ、暗すぎて先が見えずにパニックになり、怖くて入り口まで引き返してしまいましたが、「意外に面白い」と評判なのでチャレンジしてみてください。

「ロープウェイ」

窓から見えるタロフォフォの滝
ロープウェイから見える美しいタロフォフォの滝

タロフォフォの滝公園のハイライトである二つの滝と横井ケーブに行くには、ロープウェイを利用します。ロープウェイは入場券に含まれていますので、乗降場へと向かい乗車してください。

ロープウェイの中にはうちわが用意されており、川と緑濃いジャングル、美しいタロフォフォの滝を見下ろしながらゆっくりと降下していきます。窓からの景色は「これぞ南国」とうっとりする美しさです。

ロープウェイ乗り場
タロフォフォの滝へと向かうロープウェイ乗り場
ロープウェイの中
うちわがあるロープウェイの中
タロフォフォの滝公園
緑濃いジャングル
ロープウェイ
川を見下ろすロープウェイ

ロープウェイに乗っている時間は2~3分ほどでしょうか。あっという間に川沿いの乗降場に到着すると、「第一の滝→」と「第二の滝←」と書かれた青い看板が目にはいります。

ロープウェイ
川のすぐそばのロープウェイ
第一の滝と第二の滝のサイン
第一の滝と第二の滝の看板

ここでまず、川下の「第二の滝」へと向かいます。道は下り坂になっていて滑りやすいので注意してくださいね。

「第二の滝」

第二の滝
高さはなく小ぶりな第二の滝

川下にある「第二の滝」は小ぶりでなだらかです。派手さはありませんが、すぐそばの緑に癒されます。

第二の滝
正面から見た第二の滝
第二の滝
川沿いの通路から見た第二の滝周辺
第二の滝周辺
すぐ隣はジャングル

第二の滝を正面から見ると左側につり橋があり、本来であればカフェや歴史館に行くことができます。

しかしながら2025年10月にはつり橋が工事中で使用できず、いったんロープウェイの乗降場へと戻ってから第一の滝へと向かいました。そしてそこからカフェや歴史観、横井ケーブをまわり、帰りは来た道を引き返して乗降場へと戻りました(おすすめルートのとおりです)。

「第一の滝」

第一の滝
高さ9メートルの美しい第一の滝

「第一の滝」の高さは約9メートルで、グアムでは最も大きく美しい滝といわれています。

鑑賞には川の両側にある通路を利用し、ロープウェイ乗降場の反対側に行くにはつり橋(第二の滝そばのつり橋とは別のものです)を渡ります。滝に近づくほど滑りやすくなっているので気をつけましょう。

つり橋の上と滝のすぐそばにはフォトスポットがあるので、記念写真をどうぞ!

第一の滝
つり橋上のフォトスポットから捉えた第一の橋
第一の滝
第一の滝近くのフォトスポット

「カフェ&売店」

公園内のカフェ
公園内のカフェ・ギフトショップ

第一の滝から少し歩くと、公園内のカフェ&売店「ジャングルカフェ(Jungle Cafe)」があります。店内には飲み物やスナック、お土産などがあるので興味がある方はのぞいてみてください。

「グアム歴史館」

グアム歴史館
グアム歴史館入り口

「グアム歴史館」はカフェ&売店の斜め向かいにあります。館内は出入りが自由でエアコンがきいています。

歴史館で伝えているのは、グアムの先住民族チャモロの時代、1565年以降333年続いたスペインによる統治時代、1898年の米西戦争以降の米国による統治時代、1941年からの日本軍の占領時代などの歴史で、パネルの絵やフィギュアなどを使いわかりやすくなっています。横井さんのサバイバル生活を表現した一角も注目です。

グアム歴史館の内部
チャモロ人の様子が描かれた館内
グアム歴史館
日本軍の占領時代はフィギュアで
グアム歴史館
横井庄一さんのサバイバル生活

「横井ケーブ」

横井ケーブ
右端が「横井ケーブ」。竹で補強された穴が見える

タロフォフォの滝公園の見どころは「横井ケーブ」で、残留日本兵の横井庄一さんが、1944年から1972年までジャングルでサバイバル生活をした洞穴のレプリカがあります。

「横井ケーブ」に行くには以前、モノレールが運行されていましたが、2026年3月時点では廃止されています。それでもカフェ(売店)の裏にあるジャングルの中の小道を歩けば、10分とかからずに到着できます。立ち止まると蚊が寄って来るので、肌を覆ったり虫よけスプレーなどで対策をするといいでしょう。

カフェの裏の小道
カフェの裏の小道
横井ケーブへと続く小道
蚊が多く滑りやすい
ジャングルの中を進む
ジャングルの中を進む

洞穴のレプリカの近くまで来ると小屋があり、横井さん発見時などの写真、サバイバル生活の様子、洞穴について説明したパネルなどが掲示されています。

横井さんの写真
レプリカの近くに掲示された写真
1972年1月24日発見
「1972年1月24日発見」の文字が見て取れる

それによると、横井さんは「英雄」として讃えられており、川エビ、カエル、ネズミなどの野生動物を捕まえ、ヤシの実を輪切りにしたお椀を使っていたことがわかります。また「元洋服の仕立屋だったことから、植物の繊維で衣服や草履を作るなどして生き延びた」との説明もありました。

さらに現地にある兵歴には「一緒に逃げ隠れていた仲間2人が食中毒で死亡した」と記載されています。飢餓と病と闘い続けた横井さんは「いつか発見されるのではという恐怖から熟睡したことがなかった」と語っており、過酷な生活ぶりがうかがえます。

横井さんの兵歴
横井さんの兵歴

ちなみに横井さんが31年ぶりに帰国した際には「『横井庄一は恥ずかしながら帰って参りました』とはっきりとした口調で語った」とのことで、写真付きで当時のエピソードも紹介されていました。

なお敷地内には仏像があり、その隣には竹で作った横井ケーブのモデル(住居穴模型図と説明あり)があります。ただ筆者が訪れた2025年10月には、竹が朽ちてしまって原形をとどめていない状態でした。

仏像と住居穴模型図
仏像と住居穴模型図
朽ちた模型
竹が朽ち原形をとどめていない状態に

洞穴のレプリカはというと…鉄柵があって中に入ることはできず、上から穴をのぞく感じです。穴は竹を上手く使って補強されていますが決して広くはなく、「こんな環境で28年間もよく生き抜くことができたなぁ」と考えさせられます。

横井ケーブ
穴の入り口は狭く、中の空気はよどんでいたという

実際の洞穴はジャングルの別の場所にありますが、『名古屋市中川区』の公式ウェブサイトによると、横井さんは村人の食糧に手を出さなかったため、長期間発見されなかったということです。

ココ

ジャングルには蚊がいっぱい。虫よけスプレーを忘れずに!

ココバード

足元が滑りやすいので運動靴で行くことをおすすめするぞ。

タロフォフォの滝公園の基本情報

所在地と営業時間

タロフォフォの滝公園は、タモンのホテル中心地からは車で50分ほど(ルートや交通量にもよる)かかります。

所在地 Hec 1 Dan Dan Road, Santa Rita
営業時間午前9時~午後5時(定休日はありませんが、詳細についてはSNSなどでご確認ください。)
電話671-828-1150/1151
公式SNShttps://www.instagram.com/talofofofalls/?hl=en

*駐車場は広く、無料です。

目次