グアム南部のウマタック村(Humåtak)にある「マゼラン上陸記念碑」は、探検家マゼランが1521年3月6日にウマタック湾へ上陸したことを記念して建てられた石塔です。「マゼラン記念碑(Magellan Monument)」とも呼ばれ、グアム南部観光の見どころのひとつとして知られています。
| 本記事はプロモーションが含まれています。 |
「マゼラン記念碑(Magellan Monument)」とは?
マゼラン記念碑の歴史的背景
「マゼラン記念碑(マゼラン上陸記念碑)」は、グアム南部のウマタック村にある高さ約4メートルの白い石塔です。

(以下、画像は筆者が2025年10月に撮影)
ポルトガル出身の探検家フェルディナンド・マゼランが1521年3月6日、西洋人として初めてグアム島に上陸したことを記念して建てられました。(マゼランの上陸については諸説ありますが、ウマタックの人々はこの説を信じています)。
マゼランは1519年以降、スペイン王の支援を受けて西回りで世界一周航海を行っており、グアム上陸から2か月も経たない1521年4月27日に、フィリピンのセブ島で命を落としました。

一方グアムは、このマゼラン上陸から44年後の1565年以降、スペインによる統治時代に入ります。同年、スペイン人のミゲル・ロペス・デ・レガスピ(Miguel López de Legazpi)が到来し、スペインがグアムの領有を宣言したのです。これによりグアムは1898年までの約333年間、スペインの統治下におかれました。
現在のウマタック村は人口約700人ほどの小さな集落ですが、かつてはスペイン人の主要港として栄えた場所です。この時期に島全体へキリスト教(カトリック)が広まり、先住民チャモロの生活も大きな転換期を迎えることになりました。
出典:Official U.S. Navy Website
マゼラン記念碑は、マゼランの上陸から約400年後の1926年に建設されたもので、「フェルディナンド・マゼラン(Ferdinand Magellan・1480~1521)が1521年3月6日、この地近くに上陸した」と刻まれています。

グアムの3月はチャモロマンス(CHamoru Month)
グアム政府は、マゼランの3月6日の上陸にちなんで3月を「チャモロマンス(CHamoru Month)」に制定しており、島内ではさまざまなイベントが開催されます。
ウマタックではこの時期に、チャモロマンスの幕開けを記念する伝統文化イベント「グアムヒストリー&チャモロヘリテージデーフェスティバル(Guam History and CHamoru Heritage Day Festival)」が約4日間にわたり開催されます。
2026年は2月27日(金)〜3月2日(月)に行われ、悪天候の中でもダンスやライブミュージックが披露されました。またチャモロBBQなどの屋台も並び、多くの人で賑わいました。
また3月第一月曜日は毎年、「グアムヒストリー&チャモロヘリテージデー(Guam History and CHamoru Heritage Day)」の祝日で、グアム政府や学校はお休みとなります。
出典:Pacific Daily News(2026)
以下は2026年3月7日、グアム南部ジョーニャ村(Yoña)のチャモロダンスグループ「Guma’ Råsan Åcho’ Latte」が、ドンドンドンキで歌やダンスを披露したときのものです。笑顔がとても素敵でしたよ。


(筆者がドンドンドンキで撮影)

マゼラン記念碑の基本情報
所在地とアクセス方法
マゼラン記念碑は、タモンのホテル中心地からは車で約50分(ルートや交通量にもよる)かかるので、南部をドライブするついでに立ち寄るとよいでしょう。
| 所在地 | 7MX7+H5G, 2, Humåtak |
| 駐車場 | 近くにあり無料 |
*公共バスなどはありませんので、レンタカーやツアーをご利用ください。
ウマタックの周辺情報
グアムとスペイン文化の象徴「ウマタック橋」
マゼラン記念碑からから約220メートル南に「ウマタック橋(Umatac Bridge)」があります。
グレーと朱色のカラフルなこの橋は、グアムとスペイン文化の象徴として1986年に当時の知事リカルド・J・ボルダロ氏(Ricardo J. Bordallo)の指揮のもと建設されました。老朽化により一時は16年間閉鎖されていましたが、2016年から修復工事が行われ、2017年4月に生まれ変わりました。英ロンドンのタワーブリッジを思わせるデザインが特徴です。
出典:Pacific Daily News(2017)、Pacific Daily News(2016)


グアム南部の見どころ
グアム南部をドライブするなら、ぜひ押さえておきたい観光スポットがあります。半日あれば、主要スポットをまわることが可能です。


なお、グアム南部を反時計回りにドライブする場合、絶景スポット「エメラルドバレー」に立ち寄ることをおすすめします。エメラルドバレーからマゼラン記念碑までは約23.5キロ(車で約24分)です。
また、マゼラン記念碑から約900メートル南(車で約2分)には、スペイン統治時代の歴史を感じる絶景スポット「ソレダッド砦」があります。ぜひ足を運んでみてください。
*情報は2026年3月のもので、予告なく変わることがあります。またドライブ時間は交通量にもよるので注意してください。
まとめ
ここでは、グアム南部ウマタックにある「マゼラン記念碑」について紹介しました。実際に同地を訪れ、その背景の歴史に触れることで、より深くグアムを理解するきっかけになれば嬉しいです。
ココバードマゼラン記念碑があるなんて知らなかったよ。
グアムの歴史がわかると、面白いわよね。



