グアム旅行に必要な書類 グアム入国・帰国前に準備するもの

成田から約3時間半で到着する人気の南国リゾート、グアム。時計の針を一時間だけ進めるだけで、時差ボケもほとんどありません。

ここではまず、グアム旅行をスムーズに進めるために欠かせない4つのアイテムを紹介します。特に「ビザはいらないの?」「ESTAは必要?」などの迷いやすいポイントも解説します!

目次

グアム入国で必要な書類4選

パスポート(旅券)

日本のパスポート保有者は帰国時までパスポートが有効であれば大丈夫ですが、入国時の残存有効期間が45日以上あると安心です。 パスポートの取得が必要な人は時間に余裕をもって手続きを行うことが大切です。国内から申請する場合、交付まで2週間をみておくといいでしょう。

米国ビザ、ESTA、Guam-CNMI ETAのうちいずれか一つを申請

以下、3つのうちいずれかを申請、取得する必要があります。

グアムの滞在日数に注目してね!

45日までの滞在→Guam-CNMI ETA(グアム-北マリアナ諸島連邦電子渡航認証)
46日~90日以内の滞在、米国本土やハワイに渡航の場合→ESTA(電子渡航認証システム・エスタ)
90日を超えて滞在する場合→米国ビザ 

①G-CNMI ETA(グアム -北マリアナ諸島連邦電子渡航認証)

滞在期間:グアムまたは北マリアナ諸島(サイパン、テニアン、ロタなど)に観光・ビジネス目的で45日以内滞在し、米国ビザ、ESTAを取得していない場合、G-CNMI ETAの申請・認証が必須となります。

申請費用無料です。

申請期限:グアム政府観光局は出発7日前までに申請することを推奨しています。遅くとも5日前までに認証を取得しましょう。

有効期限2年間です。
ただしパスポートの有効期限が2年未満の場合、そのパスポートの有効期限日でG-CNMI ETAは無効になります。また新たな旅券を取得した場合、名前や性別、国籍などの情報、状況が変わった場合は再度申請し、認証を取得する必要があります。

申請所要時間:CBP(米国税関・国境警備局)によると平均23分です。

申請に必要なもの:旅行者の有効なパスポート、確認コードや審査結果を受信するための電子メールアドレス、自宅住所、電話番号、グアムでの滞在先情報や緊急連絡先などが必要です。
渡航資格に関する質問9つの回答にひとつでも「はい(YES)」がある場合、認証されませんのでご注意下さい。

注意点:グアムに入る際には、グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)に参加している航空会社を利用する必要があります。2025年3月時点ではユナイテッド航空、JAL(日本航空)などが加盟しており、GCVWP参加航空会社リストに記載されていない航空会社を利用する場合には、米国ビザまたはESTAを取得することになります。

G-CNMI ETAの情報はオンラインで保管されるためコピーは必要ありませんが、念のため印刷しておくことを推奨します。

G-CNMI ETA申請のウェブサイトはこちらから!(右上の「言語の変換」から日本語の選択が可能ですが、入力は英語です)必ず最新の情報をご確認ください。

詳細はグアム政府観光局のウェブサイト、及び【 G-CNMI ETA 】申請方法についての以下の動画を参考にしてください。

②ESTA(電子渡航認証システム)の申請

滞在期間:日本は米国ビザ免除プログラム(VWP)の対象国です。観光・ビジネス目的で90日以内の滞在の場合、オンラインでESTA(エスタ)の申請が必要になります。またハワイや米国本土に渡航する可能性がある方はG-CNMI ETAではなくESTAの申請になります。

申請費用US$21(2025年6月時点)です。

申請期限:渡米日の72時間以上前に申請しましょう。

有効期限:2年間です。
ただしパスポートの有効期限が2年未満の場合、そのパスポートの有効期限日でESTAは無効になります。また新たな旅券を取得した場合、名前や性別、国籍などの情報、状況が変わった場合は再度申請し、認証を取得する必要があります。

申請所要時間:CBP(米国税関・国境警備局)によると平均23分。

申請に必要なもの:旅行者の有効なパスポート、電子メールアドレス、自宅住所、電話番号、緊急連絡先などです。

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ESTAの公式ウェブサイトは一つだけ。模倣サイトで高額な手数料を要求されることもあるので注意しましょう。

*PCからESTAの申請は公式ウェブサイト(CBP)から!(右上の「言語の変換」から日本語の選択が可能ですが、入力は英語です。

スマホからのESTA申請は公式アプリ「ESTA Mobile(エスタモバイル)」 を利用しましょう。 
   iOSではこちらから(App Store)
   Androidではこちらから(Google Play)

ESTAの概要については在米国大使館のウェブサイトで最新の情報をご確認下さい。

③米国ビザ

グアムは米国の準州です。長期滞在や留学、就労が目的で入国する場合はビザが必要です。

グアムデジタル税関申告書(EDF)

グアムに入る際には、持ち込み品や所持金に関する電子版の税関申告書「EDF(GUAM Electronic Declaration Form)」が必要です。

EDFはグアム到着の72時間前からオンラインで申請が可能(推奨)ですが、申請を忘れてしまった場合、フライトの直前や入国審査前に空港のWi-Fiでも入力は可能になっています。また家族で渡航する場合は、代表者がまとめて申請することができます。

申請が完了すると、登録したメールアドレスにQRコードが送られてきます。これを税関審査の際に提示すればOKです。

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申告が必要なケースについても知りたいな。

グアムでは喫煙、飲酒は21歳からです。成人が無税で持ち込めるのは酒約3.7リットルまで、紙巻きタバコ1000本もしくは、5カートンまでです。

現金、トラベラーズ・チェック、小切手などは10000ドルを超える場合に申告が必要です。また土産品も1000ドル相当を超える場合は申告しましょう。

薬、銃器、動植物、動物製品、土の付着した植物、肉製品、卵、未開封の粉ミルク以外の乳製品などは持ち込みが禁止されていますので注意が必要です。

グアムデジタル税関申告書の申請はこちらから! 

申請方法はグアム政府観光局の「 EDF申請方法マニュアル_PDF 」を参考にしてください。

往復に必要な航空券や乗船券

グアム往復に必要な航空券などは早めに購入しましょう。
航空券とパスポートの名前(ローマ字)が異なると、飛行機に搭乗できないなどトラブルになる可能性があります。予約時には正確な名前、旅程などを必ず確認し、印刷をしておくと安心です。

グアムから日本入国時に必要なもの(推奨)

Visit Japan Web(日本入国手続きオンラインサービス)の登録

「Visit Japan Web」は、デジタル庁が提供するウェブサービスです。日本への入国手続き(入国審査、税関申告)、および免税購入に必要な情報をオンラインで事前登録することで、空港での手続きをスムーズに進めることができます。

事前登録の流れ

①Visit Japan Webの公式サイトにアクセスし、メールアドレスを登録してアカウントを作成する。
②パスポートなどの情報や帰国便などについて登録する。
③帰国時の税関申告(携帯品や別送品)に必要な情報を入力しQRコードを取得する。

QRコードはスマホなどに保存し、入国時に空港で提示しましょう!

注意点:Visit Japan Webを利用しない場合には、紙の税関申告が必要になります。

Visit Japan Webの公式サイトはこちら!

まとめ

日本から飛行機で3時間半ほどで到着するグアムですが、渡航準備は余裕をもって行うことが大切です。

情報は予告なく変更されることがありますので、重要事項については関係機関、グアム政府観光局のウェブサイトなどで確認することをお勧めします。

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