グアムの首都ハガニアの「チャモロビレッジ」では、毎週水曜夜に屋台が並び、日本のお祭りのような賑わいをみせます。グアム滞在中にタイミングがあえばぜひ、水曜開催のナイトマーケットに足を運んでみてください。
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グアム水曜夜「チャモロビレッジ」ナイトマーケットの魅力とは?
屋台で“チャモロ料理”・フレッシュジュースが味わえる
チャモロ料理を味わう

グアムに滞在中、一度は挑戦してほしいのが島の伝統料理である「チャモロ料理」です。グアムを含むマリアナ諸島の原住民「チャモロ」。彼らが古代から引き継いできた郷土料理が、スペイン、アメリカ、日本、フィリピンなどの影響を受けて進化したものが現在の“チャモロ料理”であるといわれています。
特におすすめしたいのがチャモロの串焼きBBQ。人気の屋台にはお腹をすかせた人の行列ができるほどで、BBQの匂いが食欲をそそります。



ココバードチャモロビレッジは煙がもくもく。BBQの匂いでいっぱいだよ。
ちなみにBBQセットは10~15ドルほどで、牛・豚・鶏肉のほかイカ、エビ、ソーセージなども選ぶことができます。セットに付けるレッドライスなども選べるので、ぜひ、この機会にぜひチャモロ料理にチャレンジしてみてくださいね。
*なお以下は、BBQセットについてくることが多い代表的なチャモロ料理です。
| チャモロBBQ | 下味がしっかりついたBBQの肉料理。醤油に酢、唐辛子、タマネギ、レモン汁などを混ぜ合わせた“フィナデニソース(スーパーなどで購入可)”と食べると絶品。 |
| レッドライス | アチョーテ(Achiote)という植物の実から取れる赤色色素を利用したオレンジ色のご飯。アチョーテパウダーはスーパーで購入可。 |
| ケラグエン(Kelaguen) | 牛肉、鶏肉、海老などを玉ねぎ、レモン汁、唐辛子、ココナッツなどで和えた前菜。 |
| パンシット(Pancit) | ライスヌードルを海老やソーセージ、野菜などと一緒に炒めたグアムの焼きそば。 |
| マノック・スニ(Mannok Suni) | ほうれん草をココナツミルクで煮たクリーミーな一品。チキン入りもあり。 |
参考:Guampedia
ほかにも「Korned Foodtruck」が販売するベーコンやチーズをたっぷりのせた串刺しとうもろこし、ハンバーガーやタコスなどもあるので、お気に入りを見つけてくださいね。


フルーツ&ドリンク類
チャモロビレッジ・ナイトマーケットでは新鮮なフルーツ、マンゴー、パイナップル、カラマンシー(柑橘類)などのスムージー、ココナッツのジュースなども売られています。







スムージーなどを「2つ買うと1つ無料(Buy 2, Get 1 Free)」というお得なドリンクサービスもあるよ!
またココナッツを大ナタで割り、中のジュースを飲んだ後で、ココナッツを刺身として提供してくれる屋台もあります。もちろん醤油とワサビがついてきます。





スムージーなどを「2つ買うと1つ無料(Buy 2, Get 1 Free)」というお得なドリンクサービスもあるよ!
暑いから冷たいドリンクは嬉しいね!
*チャモロビレッジの支払いは現金がほとんど。準備を忘れずに!
バンドの生演奏&ダンスを楽しむ・子供たちの遊び場も登場
チャモロビレッジの入り口からすぐのところには広いパビリオンがあり、地元バンドの生演奏にあわせてダンスを楽しむことができます。
ダンスは地元の人だけでなく、誰が参加しても大歓迎です。また大音量で歌声が聞えることもあり、広場は熱気に包まれます。
テーブルと椅子が用意されているので、食事をしている人もいます。


さらにパビリオンを通り過ぎて奥まで進むと、それほど広くはありませんが広場があり、ロッククライミング(8ドル)が楽しめます。


(以下、筆者が2025年10月撮影)
ナイトマーケットはまるでお祭りのようで、ゴーカート(1回7ドル)や子供用列車(5ドル)、風船割りダーツなどもあり子供たちは大興奮です。




水牛“カラバオ(karabao)”のライド(1回3ドル)を体験することもできます。


2025年10月に訪れた際には、多くの人が順番待ちをしていました。グアムのいい思い出になりますよね。
グアムならではの手作り工芸品や雑貨・お土産を買おう


チャモロビレッジ・ナイトマーケットでは、たくさんの店がアロハシャツや南国ムードたっぷりのドレスを取り扱っています。小さな子供サイズから大きなサイズまであり、子供用ドレスが「2枚で10ドル」というお店もあります。まさに南国ムードたっぷりで、カラフルで見ているだけで楽しくなってきます。








また手作りの工芸品や雑貨、島のアート作品なども並んでいます。プルメリアの髪飾りは小さいサイズが1.5ドルとお得で、ドレスと合わせると素敵です。


手作りのミサンガやリストバンドなども格安なので、色々なお店をのぞいてみてくださいね。




次に紹介するのは貝やバッファローボーンのアクセサリーを売る屋台で、商品は手作りです。客がグアムでイノシシを仕留めて牙を持ち込み、栓抜きやネックレスを作ることもあるそうで、ユニークな商品が並びます。


(筆者が2025年1月撮影)


ロイ(Roy)さん(2025年1月撮影)
さらに自分好みのキーホルダー、表札、車のナンバープレートまで作ってくれる店「Handcrafted Gifts」があります。3個入りで5ドルのグアムらしいマグネットや、自分で作る名前入りキーホルダー、カメやグアムの紋章のステッカーなどもあり子供たちにも大人気です。












なおマグネットには、「こんにちは」や「ようこそ」を意味する「ハファデイ(Hafa Adai)」の文字もみられます。「ハファデイ」と声をかけられることもあるので、「ハファデイ」と挨拶するといいですよ。
なんだかワクワクしちゃうわよね。



ココバードのマグネットはあるかな…。


「チャモロビレッジ」ナイトマーケットの基本情報
開催時間と場所
*毎週水曜日・午後5時~9時まで
*チャモロビレッジナイトマーケットの開催場所
West Marine Drive, Hagåtña(ハガニア地区)
ホテルが並ぶタモン地区からチャモロビレッジまでは、車で20分ほど(交通量による)で到着します。チャモロビレッジナイトシャトルバス(往路復路とも1日2便のみ)や車でのアクセスが便利です。
アクセス① ナイトシャトルバス(水曜夜のみ運行)を利用
ハガニアの「チャモロビレッジ」までは、ナイトマーケットが開催される水曜日のみ、グアムプレミアアウトレット(GPO)からチャモロビレッジナイトシャトルが運行します。
運賃は5歳以下は無料で、事前購入したEチケットが利用できます(乗車時にインターネットに接続している必要あり)。運転手に当日現金で支払うことも可能です。
往復券 大人(12歳以上)15ドル
子供(6~11歳) 8ドル
片道券 大人・子供 8ドル
| (往路) GPO発 | チャモロビレッジ着 |
|---|---|
| ① 17:45 | 18:05 |
| ② 18:30 | 18:50 |
このバスの出発はGPOのみです。
1日2便しかないので注意してね!
(復路)「チャモロビレッジからの帰りだけでもシャトルバスを使いたい」という方は、チャモロビレッジ前のバス停から主要ホテルなどに停車するバスが出ています。(このバスはGPOには停まりません。)ただしこちらも①19:15発と、②20:15発の2便のみになります。
| ①19:15発 | チャモロビレッジから出発(復路) | ②20:15発 |
| 19:30 | 星野リゾート リゾナーレグアム | 20:30 |
| 19:34 | リーガロイヤル・ラグーナ | 20:34 |
| 19:42 | ヒルトングアム | 20:42 |
| 19:45 | パシフィックアイランドクラブ向かい | 20:45 |
| 19:50 | ホリデイリゾート・クラウンプラザ向かい | 20:50 |
| 19:51 | アカンタモール(グランドプラザホテル) | 20:51 |
| 19:53 | ハイアット リージェンシー向かい | 20:53 |
| 19:56 | JPスーパーストア前 | 20:56 |
| 19:57 | ウェスティン向かい・パシフィックプレイス | 20:57 |
| 19:59 | ホテル・ニッコー・グアム | 20:59 |
| 20:00 | ザ ツバキ タワー | 21:00 |
| 20:01 | ロッテホテルグアム | 21:01 |
*情報は2025年10月のものですので、最新の情報は公式HPでご確認ください。
アクセス② タクシーの利用と料金紹介
車がない場合にはレンタカーや配車アプリ「Stroll(ストロール)」、人数は多い場合はタクシーを利用しましょう。
グアム島で最大のタクシー会社「ミキタクシーサービス(Miki Taxi Service)」の料金
タモン地区中心地からチャモロビレッジへの往復料金はセダン(4人まで)で50ドル、6人乗りバンで60ドルです。
*タクシーはホテルのフロントに頼んで呼んでもらうとよいでしょう。料金が変更になることがありますので、興味のある方はミキタクシーに直接お問い合わせください。
(ミキタクシーオフィス: +1 671 646 2444 )
アクセス③ 車を利用&駐車場情報
チャモロビレッジには車でのアクセスが便利です。ここではアクセス方法と駐車場について説明します。
現地の駐車場と注意点はこちら
1. チャモロビレッジの裏の「パセオ・デ・スサナ公園 (Paseo de Susana Park)」の駐車場(無料)を利用します。
タムニン地区からルート1号線で来る場合 ルート1号線の右車線を走行し、右手に墓地が見えたら、その先の2つ目の信号(4号線との交差点)で右折します。その後すぐに二股に分かれるので、右側車線を走行しながらパセオ・デ・スサナ公園(パセオ公園)方向へと進みます。この時左側車線に入ると1号線に戻ってしまいますので注意が必要です。(画像は2025年10月撮影)






前方に見えるのが駐車場
そのまま道沿いに進むとT字路になるので右折します。園内は一方通行のループになっており、すぐ右側が一番大きな駐車場になります。さらにループを進むと、自由の女神像前に2つ目、その先に3つ目の駐車場があります。






2. チャモロビレッジの向かいにある通り沿いの駐車場(無料)を利用します。
チャモロビレッジからルート1をはさんだ反対側の通りや、黄色の建物のレストラン「カリフォルニア・ピザ・キッチン」前の通り、グアム博物館から続く通りに沿って駐車場があります。どの通りも一方通行なのでご注意ください。




(赤矢印がチャモロビレッジ)
夏休みなどは特に混雑するので、現地には早めに行きましょう!
気になる周辺情報
チャモロビレッジのナイトマーケットが開催されるのは午後5時頃ですが、徒歩5分ほどの場所にグアム博物館やスペイン広場があります。「I LOVE GUAM」のフォトスポットも見逃せません。さらにアサイーボウルが美味しい「Mighty Purple Cafe」も近くです。




一方でチャモロビレッジ奥にあるのがパセオ・デ・スサナ公園(パセオ公園)で、ハガニア湾を見渡せる場所に小さな自由の女神像があります。またグアム一大きなパセオ球場、釣り用のプラットフォーム、滑り台などの遊具などあるので、時間がある方は海風に吹かれながら散歩してみるといいですよ。








まとめ
毎週水曜夜に開催される「チャモロビレッジ」のナイトマーケットは、観光客だけでなく地元の人にも人気です。屋台で買ったほっかほかのチャモロ料理を、チャモロビレッジ内で食べるのは格別。グアムの夜市をたっぷりと味わってくださいね。
お土産を買うならエコバッグ、突然の雨のために折り畳み傘を用意しておくといいですよ!



