グアムのデデド地区では毎週土日、地元の人々でにぎわう朝市が開催されます。朝市が始まるのは朝6時頃で、新鮮な野菜や果物のほか、グアムならではの屋台が並びます。グアム滞在中の週末に余裕があれば、少し早起きしてローカル感たっぷりの朝市にぜひ足を運んでみてください。
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グアムで土日に開催される「デデドの朝市」の魅力
新鮮な果物や野菜がいっぱい。グアムを肌で感じることができる!

デデドの朝市では、マンゴー、パパイヤ、バナナ、ミカン、トマト、スターフルーツ、サワーソップ(soursop)、そしてサツマイモや冬瓜といった新鮮な果物や野菜が所狭しと並びます。またとれたて卵や鮮魚なども販売され、朝6時から9時頃まで地元の人々がたくさんやって来ます。






(画像は許可を得て撮影)
屋台を切り盛りするのはフィリピン、ヤップ島、中国出身など多国籍で気さくな人ばかり。ぜひ会話を楽しみ、グアムの文化を肌で感じてください。
ちなみに2025年3月29日のお買い物では
冬瓜 6ドル
サツマイモ 2.5ドル
空心菜 2ドル
トマト 2.5ドル
さやいんげん 2ドル
きゅうり 2.5ドル
合計 17.5ドルでした☟

ココバードグアムは物価が高いからスーパーで買うより安いんだ。
野菜や果物以外の商品も販売。掘り出し物が見つかるかも!
朝市ではネックレス、おもちゃ、アロハシャツ、Tシャツ、石鹸やオイル、ナイフ、鍋から植木まであらゆるものが売られています。品数はけっして多くはありませんが、もしかしたら掘り出し物が見つかるかもしれません。広場はそれほど広くはないので、ぜひいろいろなお店をのぞいてみてくださいね。












デデドの朝市の屋台でグアムならではの朝食を味わおう
せっかく早起きしてグアムの朝市に来たならば、屋台で売られている朝食を味わってみてはいかがでしょうか。ここでは特に、観光客に人気の朝食を紹介します。
タホ(Taho・豆腐花)


(以下は画像は筆者が撮影)
「タホ」とは、温かいふわっとした豆腐にタピオカのような“サゴ”と黒蜜をかけたフィリピンの伝統スイーツ。ほんのり甘く優しい味で日本人の口によくあいます。
タホを売る屋台はいくつかあり、小サイズはおやつとして食べるなら十分な大きさで3ドル。また大サイズは6ドル(中サイズが4ドル、大サイズが5ドルの店もあり)で、写真の屋台は朝7時前には行列ができていました。






なおこちらのお店では、小サイズに限り50セントを支払えばシロップを通常よりも多めにしてくれます。
英語では次のように伝えてくださいね☟
「Could I get extra syrup, please?」
「I would like extra syrup, please.」
私はタホが大好き。ぜひ食べてみてくださいね!
串焼きBBQ


(画像は許可を得て撮影)
朝からがっつり食べたい人には、じっくりマリネされたチキン、ポーク、ビーフなどのBBQの串焼きがおすすめです。特に屋台のすぐ隣でスタッフが肉を焼く姿が見られる「Kris B.B.Q.」は大人気。並ぶのを覚悟してくださいね。
以下は2025年9月6日のKris.B.B.Q.でのお値段です。
・チキンとポークの串焼き1本 2.5ドル
・串焼き2本&チャーハン&目玉焼きセット 8ドル
・串焼き2本&チャーハン&パンシット(グアムの焼きそば)セット 8ドル
・ほかにもフィリピンのお粥やスープが5ドルから~
・牛のバッチョイスープ(Beef Batchoy Soup/フィリピン風ラーメン)が6ドルから~




ちなみに「Kris B.B.Q.」には「エクスプレス・レーン(Express Lane)」があり、チキンとポークの串焼きだけを購入したい場合はこちらが便利です。ほかにエクスプレス・レーンで購入可能なのはフィリピン料理3種(①~③)で各8ドル。ライス2盛りをつけると9ドルです。
エクスプレス・レーンで購入できるフィリピン料理3種
①牛の内臓煮込み料理のピナパイタン(Pinapaitan)
②豚の血を使ったスープのディヌグアン(Dinuguan)
③豚の内臓を使った料理のボピス(Bopis)
屋台の隣のテントには机と椅子が用意されていて、朝食を食べることができるのよ。



グアムに来たら一度はBBQを食べなくちゃね。
アロスカルド(フィリピン風お粥)


「アロスカルド」とは、コクがある鶏の出汁にしょうがをプラスし、カリっと揚げたニンニク、刻んだネギをのせたフィリピン風お粥のこと。旅先で疲れた胃にぴったりの一品です。
ちなみにゆで卵が入った「エッグ・カルド・スープ(Egg Caldo Soup)」は5ドルから~。また牛や豚の内臓(もつ)をのせたお粥「ゴト(Goto )」も人気で、6ドルから~購入できます。
バナナの春巻き(Banana Lumpia)


「バナナの春巻き(ルンピア)」とは、文字通りバナナを春巻きの皮で巻いて揚げ、カラメルソースをかけたスイーツです。フィリピンでは“トゥロン”とも呼ばれています。
外はパリッと中はトロっとしています。またバナナは甘みが少ない感じでくせになる味で、Kris.B.B.Q.では串1本が1ドルでした。
冷たくて美味しい“フローズンシェイク”や“フルーツジュース”など
朝市が始まるのは朝6時ですが、日差しが強いグアムの朝は7時頃でも汗をかくほど。そんな時にピッタリなのが、マンゴー、パパイヤ、パイナップル、ブルーべりーなどの冷たいスムージー、フローズンシェイク、フルーツジュースです。
写真の屋台は朝市のほぼ中央にあり、大きなカップ1杯が8~9ドルほど。カードの使用もOKです。




ほかにもココナッツをナタでカットし、ココナッツジュースを提供してくれる屋台もあります。写真の屋台では、ココナッツジュースは4ドルでした。


(以下、画像は許可を得て撮影)


ほとんどのお店では支払いは現金よ。少額紙幣を用意してね!


*野菜売り場の隣にはトイレもあるので、安心して大丈夫。暑さ対策も忘れずに!



買い物をする人はエコバッグをもっていってね。


デデドの朝市の基本情報
開催時間と場所
*時間 毎週土・日曜 午前6:00~午前9:00頃
*デデドの朝市(The Guam Farmers Market)の開催場所
144 West Santa Monica Avenue, Dededo(デデド地区)
ホテルが並ぶタモン地区からデデド朝市までは、交通事情にもよりますが車で約10分(交通量による)です。駐車場は無料ですが、混み合いますので早めに到着するように心がけましょう。
アクセス① 朝市往復シャトルバス(土曜のみ)を利用


デデドの朝市までは、土曜日のみ主要ホテルからシャトルバスが運行します。シャトルバスは完全予約制で、予約は前日金曜日の16:00まで。満席になり次第締め切られます。また日曜は運行していませんのでご注意ください。
- 往復券 大人(12歳以上)20ドル、子供(11歳~6歳)10ドル。5歳以下は無料(要予約)。
- シャトル乗車時に「利用開始」を押してEチケットを作動させなければなりません。インターネットの接続が必要なので、通信環境を用意してください。作動後は4時間のみ有効です。
- 朝市には約1時間20分滞在します。
- 日曜は運行なしです。注意してください。
*赤いシャトルバス公式HPによるデデド朝市シャトルの主要ホテル往復の時刻表(2025年4月~)です☟
| 到着時刻 | デデド朝市行き |
| 5:45 | 星野リゾート リゾナーレグアム |
| 5:48 | リーガロイヤル・ラグーナ |
| 5:56 | ヒルトングアム |
| 6:01 | パシフィックアイランドクラブ向かい |
| 6:04 | ホリデイリゾート・クラウンプラザ向かい |
| 6:06 | アカンタモール(グランドプラザホテル) |
| 6:08 | ハイアット リージェンシー向かい |
| 6:15 | JPスーパーストア前 |
| 6:20 | ウェスティン向かい・パシフィックプレイス |
| 6:22 | ホテル・ニッコー・グアム |
| 6:23 | ザ ツバキ タワー |
| 6:24 | ロッテホテルグアム |
| 6:40 | デデド朝市着 |
| 到着時刻 | デデド朝市発 |
| 8:00 | デデド朝市発 |
| 8:15 | ウェスティン向かい・パシフィックプレイス |
| 8:18 | ホテル・ニッコー・グアム |
| 8:19 | ザ ツバキ タワー |
| 8:20 | ロッテホテルグアム |
| 8:23 | デュシットビーチ・デュシットプレイス タモンベイ |
| 8:24 | サンドキャッスル・ハイアット リージェンシー前 |
| 8:25 | タモンサンズプラザ向かい |
| 8:28 | ホリデイリゾート・クラウンプラザ |
| 8:31 | パシフィックアイランドクラブ前 |
| 8:34 | ヒルトングアム |
| 8:42 | リーガロイヤル・ラグーナ |
| 8:45 | 星野リゾート リゾナーレグアム |
交通事情などにより遅延がありますが、バス停には遅くとも出発時刻の5分前には到着しているようにしましょう。



最新情報はこちらの赤いシャトルバス公式HPで確認してね!
Eチケットがあってもバスは待ってくれないわよ。遅れないでね!
アクセス② タクシーの利用と料金紹介
デデドの朝市には車で行くのが便利です。車がない場合はレンタカーや配車アプリ「Stroll(ストロール)」を利用するのもありです。また複数でデデドの朝市に行く場合は、ホテルのフロントに頼んでタクシーを呼んでもらうとよいでしょう。ただ行きだけの利用の場合、帰りはタクシーがつかまらないこともあるので注意が必要です。
*グアム島で最大のタクシー会社「ミキタクシーサービス(Miki Taxi Service)」の料金
デュシタニ グアム リゾートからデデドの朝市の往復料金を問い合わせたところ、セダンで4人までなら45ドル、5人以上になると1人10ドルプラスになります。(6人以上はセダンではなくバンになります。)
このほかにサービスに応じて10~15%のチップも必要です。
デデドの朝市で過ごせる時間は約1時間で、その間運転手は待っていてくれます。
*この情報は2025年9月のものです。料金などが変更になることがありますので、興味のある方はミキタクシーに直接お問い合わせください。
(ミキタクシーオフィス: +1 671 646 2444 )
アクセス③ タモン地区のホテルから車でくる場合
タモン地区のホテルからデデドの朝市まで車でくる場合は、マイクロネシアモールを通り過ぎるとあと1.2キロほどです。3車線の左側車線を走行し、右手にガソリンスタンド「Mobil」が見えたら左折します。このとき左側にはデデドの朝市会場がみえます。少し進むと右側に駐車場がありますので、車を停めてください。駐車場は無料です。






まとめ
「実はグアムに何度も来ているけれど、デデドの朝市には行ったことがない」という方、意外に多いのではないでしょうか? 時間があればぜひ早起きして、デデドの朝市に足を運んでみてください。現地で朝食を食べるのもおすすめですよ!



